息子たちの通う公立の小学校には多くの異なる人種の子供たちがいる。
大きく分けて、白人、黒人(アフリカ系アメリカ人)、ヒスパニック系、アジア系の生徒そして先生がいる。そのため、世界の国旗が体育館には掲げられている。

白人、黒人、アジア人、ラテン人等々世界中の子が集合
白人、黒人、アジア人、ラテン人等々世界中の子が集合!

普段は人種的なことは、小学校という小さなコミュニティではほとんど意識しないが、先日珍しく息子がアメリカ人の親友に言われたひと言に傷ついて帰って来た。お昼に「シャケおにぎり」を食べてたら、
「お前。臭いよ。シャワー浴びて来いよ」と言われたらしい。黙っていたのかと思いきや、「僕がアジア人でみんなと違うもの食べてるからって、そういう事は言うもんじゃない」と言い返して、さっさと一人で席を離れて残りのお弁当をたいらげてきた。後で、先生に、子供たちは呼ばれてちょっと注意をされたとか。子供は正直。それでも、息子もその子も相変わらず、喧嘩しながらも仲良しだ。人種の違いを子供の頃から、こうやって意識するようになるのかもしれない。

It's a small world after all ♪
It’s a small world after all ♪

ロサンゼルスのダウンタウンには、ロス発祥の地であるメキシコからの移住者が最初に住み着いた「オルヴェラストリート」。中国人の中心街「チャイナタウン」。日系移民がスタートさせた「リトル東京」。
ハングル文字があふれているコリアタウン、タイのスーパーマーケットやレストランが目につくタイタウン。多くのエスニック色の強い街が固まっている。

私の住んでいるのはハリウッド近辺で、名前の通り回りには映画会社や撮影所、スタジオなどが集まり、ガイドブックなどで必ず目にする有名なハリウッドのサイン、映像業界の人も多く住む。ビバリーヒルズには、有名人や世界中のお金持ちが集合し、日本人でもここに家を持っているも多数。
太平洋に面している海沿いの地域のマリブは、白人のお金持が住み、サーフィンやローラーブレードで有名なサンタモニカ、ベニスには、同じようにカリフォルニアの太陽と海を求めて世界各地からの人が集まってくる。

ロサンゼルスは、一つの街でありながら「世界各国が集まっている場所」。誰もがみなアメリカという国の『自由と民主主義』のもとに、お互いに尊重し合いながら生活している。 アメリカ国歌が流れると、誰もが自然に胸を手にもっていくしぐさは、アメリカに住む人々のこの国に対する誰もが同様に感じている気持ちを明確に表現している。この一致団結している気持ちがあるから、多国民が仲良く共存していける街なのだろう。

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